16.「身体がゆるむと、心もゆるむ」
すべてはゆるむこと 高岡英夫は語る
身体がゆるんでくると、誰もが「気持ちいい」って漏らすように、気持ちや心もゆるんでくるという。 「健康な赤ちゃんは身体も柔らかいけど、頭も心も柔らかいでしょう」
身体が柔らかいと、頭も心も柔らかくゆるんできます。身体がゆるんでないと、心もゆるまないし、心がゆるんでないと、多くのものを許容できません。「許せないんですよね」「許容」って「許す」、「容れる」と書きますけど容積が広い意味になります。身体の内部が固まっていたら、入るものも入らない。ゆるんで、自由に動き回れるから許容できるんです。
女性がよく言う「あの人は生理的に嫌い」若い人に「切れた」と言う言葉を聴きます。多分身体の硬い人でしょう。硬くしていると、許容できなくなるから「生理的に嫌」又は「切れた」となるのです。
「相手を許容できないと、逆に、相手とのちょっとした差が、ものすごく嫌なんですよ。自分も硬くて相手とのチョットした差しかない時って、相手の硬さを不快に感じるからですね。
身体をゆるゆるに柔らかくして他人を許そう!」キリストみたい!
私もそうなりたい! H17.1.4
15.世界のスーパースター達の立つ姿が、スーッと天に向かって伸びるように美しいのは、太ももの裏側をしっかり使った立ち方をしているからである。
激しい運動をした時、筋肉痛になるのは太ももの前側ですか、裏側ですか?
そう聞かれたら、多くの日本人が「太ももの前側が筋肉痛になる」と答えるだろう。しかし武道、スポーツ界に限らず、世界のトップクラスの選手達は、太ももの前側が筋肉痛になるような動きをしていない。太ももの裏側に頼るほうが、はるかにレベルの高い動きができる。
ダンスも同じでつま先で立つときも太ももの裏側(ハムストリングス)を意識して立って下さい。裏側を意識すると筋肉が柔らかく使え硬くなりません。
PPで前傾しすぎて倒れこみながら動くと前の太もも(大腿四頭筋)が硬くなるのが分かると思います。膝も痛めるもとになるのでこのような使い方をなるべくしないように注意しましょう! H17.1.4
宮本武蔵は熊本市の金峰山の中腹の、の霊巌洞という洞窟の中で「五輪書」を書きました。解説書を読むと、非常にダンスに為になる事が書いてあります。それだけでなく仕事に対する心構え、色々為になります。みなさんも一度読んでみては如何ですか!特にダンスの為になる事を書いてみました。
14.太刀にかはる身といふ事、身にかはる太刀ともいふべし
宮本武蔵 五輪書 第二章 水之巻より
身を太刀より進めるくらいないと、人は斬れない。
戦うのは自分自身である。武器は戦いをより有利に展開するための道具にすぎないのだ。それゆえ、まず我が身を敵の前に進める。これくらいの心構えができて初めて、太刀を自分の体の一部のように自由自在に使いこなす事が出来るということなのである。へっぴり腰では人は斬れない!
ダンスも同じことが言えます!ただ手と足だけで踊っていませんか?
足は体を動かす道具です。主役は体です。ボデーを使って踊りましょう。H16.1.3
13.観見二つの事、観の目強く、見の目弱く
宮本武蔵 五輪書 第二章 水之巻より
「見る」力より「観る」力に磨きをかけよ
「見の目」とは、私たちが普通に、目で物を見ること。「観の目」とはいったい何か?それは心の目で観ることなのだ!カッコ良いー!
ダンスでただ見た目を真似すると失敗します。どういう風にするとそのようになるか?やっている事を真似せよ!No.3参照類似
H16.1.3
12.何時にても、役にたつやうに稽古し
宮本武蔵 五輪書 第一章 地之巻より
実戦の役にたたない稽古、目的を失った稽古は意味がない。
また、教える側も常に実戦に役に立つことを教えるよう心がけねばならない。
ただ練習するだけでなく、目的、テーマを決めて練習することです。 H16.1.3
11.陰陽とて、右ひだり右ひだりとh踏む足也
宮本武蔵 五輪書 第二章 水之巻より
太刀をつかう時の足運びも、普通に歩くときのようにする事が大切
一番重要なのは「陰陽の足」と言う事。つまり右左、右左とバランス良く踏みしめる事だ。決して片足だけに負担がかかるような事があってはならないと言う
ダンスでホールドが崩れるというのはバランスが崩れる事と同じ H16.1.3
10.常の身を兵法の身とし、兵法の身をつねの身とする事肝要也
宮本武蔵 五輪書 第二章 水之巻より
戦時の身のこなしを、平時のものと同じにせよと言う事でまず姿勢が大切
顔はうつむかず、あおむかず、曲げず、目はきょろきょろさせず、顔にしわを寄せ ず、etc.
おだやかな顔つきで、首は後ろの筋を真っ直ぐ保ち、肩から全身の力の入れ方を 同じにする。両方の肩を下げ、背筋は真っ直ぐにetc.
これをいつもやっていたらダンスが上手くなるはずです。
姿勢を直すのは私生活からです? H16.1.3
9. 夢とはただ見るだけのものではない。
夢は、夢を叶えようとするその人の心意気だ! 松本 幸四郎
新聞に載っていました。いい言葉だと思ってすぐにメモしました。
夢を叶えたいのは誰でも同じですが、それを実現しようと努力する人は少ないですね取りあえず、身近な目標を決めて努力し、少しずつ夢に近ずくのがいいと思います。
日ごろの努力あるのみです。自分に言い聞かせています! H15.3.2
8.息、呼吸をしながら踊りましょう!
皆さん緊張のあまり息を止めて踊っていませんか?息を止めて踊ると体は硬くなり、また乳酸がたまり、疲れやすくなります。
呼吸法とよく言います。太極拳も呼吸法を取り入れています。女性の方遥か昔、ヒーヒーフーと呼吸法を学ばれた方もいらっしゃるでしょう?
ではダンスではいつ呼吸をすればいいでしょう?基本的にモダンではライズの時に吸って、ロアーの時に吐くと良いでしょう。分からないときは、両方やってみれば良いでしょう。逆をすれば気分が悪くなるはずです。ならなければどちらでもいいと思いますが、カップルでいい踊りをするためには、呼吸が合わなければいけません。
息を吐かなくなった時、息を引取ると言います?
一日10回の深呼吸で10年は長生きすると言われています。なかなか深呼吸をする暇がありませんが、ぜひやってみてください。
まず10秒かけて深呼吸をし、5秒くらい息を止めます。それから10秒くらいかけてゆっくり息を吐きます。そして普通の呼吸を1回します。これが1セットです。これを毎日10セットすれば、あなたは健康で長生きします。 H15.2.2
競技選手諸君へ
1.ジャッジは選手を落とす事は出来るが、上手くなるのを止めることはできない!
誰の言葉か忘れましたが、良い言葉です。コンペで落とされても、練習を積んで上手くなれば、そのうち良い結果が出るでしょう。
2.千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす。
宮本 武蔵 五輪の書より
今年からNHKで武蔵が始まりました。武芸だけでなく、茶、絵画、彫刻と色々な特技が有ったようです。武蔵の肖像画を見たことがあると思います。二刀流を構えていますが、肩の力が抜けて正に自然体です。ダンスのホールドもまさにこの通りです。
肩や腕に力が入り,肩が上がったりして、首が縮んで見える人がいます。背筋を伸ばしますが、力んでは伸びません。
ゴルフでも飛ばそうと思って肩に力が入ると、ボールにかすりもしない時がありますね!私だけかな?
3.見えたものを真似するな!やっている事を真似せよ!
見える事と、やっている事は100%違う!
女性のホールドでよく「上手い人はこんなに反っている」と言って真似をする人が居ます。踊ってみると、バックバランスで踊れたものではありません。
上手い人はストレッチにより、自分の体を左上に伸ばそうと思ってやっている事が、見る人には、反り返って見えるのです。
見えたものをそのまま真似したら失敗する事が多いでしょう。
4.リードとは己が動く事と見つけたり!
よく男性はリード、女性はフォローと言いますが、男性はどうして女性を動かそうか?
どうして連れて行こうか?と手で引っ張ったりしていますが、相手の事ばかり考えて自分は動かないで、相手を動かす事に必死です。見ていると女性は動きたいのに、男性が邪魔になって動けない女性を見かけます。
リードとは自分の重心の移動により、相手に動きが伝わるのです。
小さな親切、大きなお世話!
5.踊りは車のごとく?
よく「ロールスロイスのように静かに!」とかよく聞きます。
私もよく言いますが、ロールスロイスに乗った事はありません!多分大きな音もなく、静かにスーと動いていくと思います。
クイックステップでよくドタバタと音を立てながら、踊っている人を見かけます。音を聞いただけで大体その人の技量が分かります。足首、膝、股関節の3ヶ所を柔らかくバネにして踊れば音がしないのに、固めて飛んだりするので、音はするし、相手にショックが伝わり踊りにくいでしょう。下半身は車の足回りと同じように、クッションをきかせてソフトに踊りましょう。
6.歩く姿を見ただけで、ダンスの技量が分かる。人は歩く以上に美しく踊る事は出来ないのだから!
マーカスヒルトン 元モダン世界チャンピオン
よく歩く延長線上にダンスがあるとか、歩ける人は踊れる!とか言います。普通歩く途中に中間バランスの状態が有ります。踊る時もこのバランスを大事にすると良いのですが、足を動かす事に集中して、重心移動が上手く出来ず、前に倒れたり、バックバランスになったり色々です。ルンバウォーク、タンゴのウォーク(歩く)いずれも基本中の基本です。よく日本人は歩き方が下手だといわれます。腿の後ろにハムストリングスと言う筋肉があります。
これを使って歩く練習をしましょう。
コンペの時もフロアーに一歩入ったときから勝負です!
7.勉強と練習は違う!?
理論的にアーダ、コーダと考えるのが、勉強
何回も繰り返し、繰り返しやるのが練習
前者が頭の体操、後者が体の体操
頭の体操だけで、自分は上手くなったと思っている人がかなりいると思います。頭で分かっても体は全然分かっていません。やはりダンスは体で覚えるものです。繰り返し練習して体得してください。
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